杏雲ビル歯科ブログ

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2016.02.21 歯磨き粉選びの基礎知識。

歯磨き粉は名脇役

 

お口クチュクチュなどの洗口剤で口をゆすぐ事は手軽に口の爽快感を得られますが、残念ながらそれだけでは口の中の菌はほとんど少なくなりません。

 

お風呂場の排水溝付近を想像して頂くと、ヌルヌルした汚れは洗剤をつけただけでは完全に取り除く事は難しく、スポンジ等でこすって、やっとヌルヌルが取りきれます。人の口の中も同じです。

 

歯磨きで一番大事なことは、ブラシで歯面を物理的にこすって歯の表面に付いた菌を除去することなのです。この主役であるブラシの効果をより際立たせるのが歯磨き粉です。

歯磨き粉に様々な薬用成分が含まれおり、歯の表面に着いたステインの除去、虫歯予防効果、歯肉の引き締め効果、知覚過敏に対する効果など、タイプによって様々な効果のある歯磨き粉が多く市場に出ています。ご自身の口の中の状態を正確に把握した上で、ご自身に合った歯磨き粉を選ぶ必要があります。

 

お口のケアを怠って、掃除の怠ったお風呂の排水溝の様にはならないように。

 

 

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薬用成分の効果を高めるコツ

 

歯の表面に汚れがびっしりと着いている状態では、せっかくの薬用成分の効果が発揮されません。そこで、歯磨き粉を使用せずに時間をかけて1回目の歯磨きを行い、歯の表面が綺麗になってから歯磨き粉を使用してやや短時間の2回目の歯磨きを行う、2度磨きがもっとも薬用成分の効果を高められます。

また歯磨き粉を使用した2度目の歯磨きの後は薬効成分を口の中に残した方がより効果的なので、あまり念入りに口をゆすがない方がよいでしょう。逆に1回目の歯磨きの後は念入りに口をゆすぎましょう。

 

鬼は外、福は内です。

 

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あなたは口はどのタイプ?

数多くの歯磨き粉が各メーカから出ています。大きく分けて、以下の6タイプになります。

 

虫歯予防

ステイン(歯の表面の着色)除去

知覚過敏対策

歯周病対策

口臭対策

口腔乾燥対策

 

ご自身の口の中がどのようなトラブルが起きやすいか、あるいは起きているのかを把握することは、歯磨き粉選びには非常に大切です。

知覚過敏や、口腔乾燥、ステインに関しては患者さん本人が自覚しやすいため歯磨き選びは容易でしょう。

一番トラブルの頻度が高い、虫歯と歯周病に関しては意外とみなさん把握しきれていないことが多いです。簡単な把握の方法ですが、過去の神経を取る処置を過去に受けた方、虫歯の詰め物が多い方は虫歯になりやすいタイプです。

一方、歯磨きをした時に出血してくることがある方、歯茎が腫れる自覚のある方は歯周病のタイプです。しかし、歯周病は病気が進まないと症状が出てこない病気の為、ご自身で把握するのが難しいです。

歯科医師、歯科衛生士のアドバイスの上でもっとも効果的な歯磨きを選ぶのが良いでしょう。

 

口の中の状況はみなさん様々です。

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